センター試験 2019 解いてみた~感想と傾向と対策をレポート~
こんにちは!
春休みに入りました。怒涛のテストラッシュも何とか切り抜け、ひと段落したのでセンター試験を解いてみました。
今回はセンター試験2019の感想、そして感じた傾向と対策を酒レポのごとくレポートしていきます。名付けて、テスレポをしていきます。
ではいきます
英語(筆記)
まあ、例年通りのレベルだったと思います。文法問題は少しマニアックだなあという感じのことも聞いてきますが、文法書をよく読む、そして過去問の文法問題を解いて、答え合わせして、物にしていく、という王道の対策をしていれば、ある程度は取れるはずです。
文法問題が満点を取りづらいのに対して、読解問題は満点を狙えます。センターの英文は一文一文もそうですし、文章構成も素直なものです。ですので基本的な英文法の勉強と、日々英文を読むトレーニングを重ねていれば、まず解けない問題はないです。(読解のトレーニング方法については、別記事で紹介したいと思っています。)
まあ、そうはいってもやはり問題は時間不足でしょう。
大問丸々一個解けなかった、いくつか勘でといたなど、ありえる話ですよね。センターの問題を全部解き終わるためには、相当な英文読解の訓練が必要です。
おそらく一番時間がかかるのが大問4ですね。一個目の文章問題がグラフ付の問題で、二個目が広告の問題のやつです。あれ、文章量自体は5や6より少ないんですけど、選択肢を一個一個、表や図と照らし合わせなくてはいけないんです。数字や国を比較したり、表から必要な情報を抜き出したり。5や6は読んだことが問われるので、文を読んで、選択肢を1,2,3,4て見ていって即答できるのですが、大問4は1→文章や図→2→文章や図→…といった感じで行ったり来たりと時間がかかるんです。
ですので、大問4は大問6と同じくらい、20分くらいとっておくといいでしょう。
とにかく、読解の対策としては、トレーニングを積み、英文を英語のまま、左から右へと目を動かして、できれば一回で読めるようにならなくてはいけません。センターレベルの文は頑張ればその域に達することができます。これができれば読解パートは間違いなく満点をとることができます。
数学ⅠA
まず一言…
確率の馬鹿野郎!!!!!
もうⅠAは確率だけですね。問題は。
大問1,2(数1の範囲)はこれまでのセンター試験よりは簡単だったと思います。解けなかった人は、教科書や授業のノートを見直し、例題や問題集を解きなおしてみるといいでしょう。これはちょっと骨太だ、とおもったのは最後の「データの分析」ですね。大問2の最後のページはちょっと変わった変数変換の問題で、こういう風に変数を置き換えると、平均値や標準偏差と言った統計学的な値がどんなふうに変わるかを考えてみよう!といった問題です。変数xをa倍してみたり、2x+1に置き換えてみたり、最近はこのような変数変換の問題が流行っています。
来年センター試験を受ける方や高校生の方は、ここをしっかり対策しておくと周りと差をつけられるでしょう。対策と言っても、何か特別な公式を暗記するのではありません。そもそも変数変換は(僕の頃の)数IAの教科書には載っていません。変数変換!といってお勉強するのは数Bの確率変数のところで、やらない人もいる部分です。そんな分野がなぜ数1Aで出てくるのか。それは、その場で考えればわかるからです。xをa倍したら平均値もa倍する、分散は…とかという性質は知っているのではなく、その場で計算し導くものです。数1のデータの分析に出てくる公式を覚えていて、時間があれば、必ず解ける問題です。なので対策としては、こういう手の問題をとにかく解きまくることにつきます。センター直前期でもいいので、センターの過去問や予想問を解くとき、意識してみてください。60分やって仮に解き終わらなかったら、すぐに答えを見るのではなく、変数変換の問題を解けるまでやってみてください。
さて、難所は確率ですね。数ⅠAなのに数Bで習う漸化式を出してくるという荒業の問題です。先ほどの変数変換と同様、この問題も、習っていなくても、その場で漸化式をみちびくという問題です。漸化式って聞こえは難しいですが、漸化式の基本的イメージは「一個前との関係」です。まずは、樹形図をかいて、そこから規則性を見つけて、式を立てる、ということでした。僕自身、この漸化式を思いつかず、確率で半分以上落としました(笑)その後少し考えてみたのですが、規則性がわからず、解説を見て初めて理解したという感じです。
確率の対策としては、これもまた問題を解きまくることにつきます。これは、二次試験の過去問の確率でもいいですし、センターでもいいです。ただ、取り組み方で注意してほしいのは、毎日解いてください。一日に何問もまとめて解くのではなく、毎日一問とか決めて解いてください。確率は数学の中でも特に発想力、着眼点の鋭さ、といったセンスが必要です。これは英語や国語の読解力、リスニング力と、もっと身近な例でいえば、筋トレなど、短期集中ではなく、長期的に継続することで伸びていくものです。僕自身、受験時代、確率は苦手で、毎日解いていました。それもあってか確率は満点で、得点も中々よかったです。それはうまい見方ができるようになったからです。ですので確率が苦手だと思う方は一ヶ月くらい、毎日20分くらいとって解いてみてください。
大問4の整数も少し、触れておきます。正直、整数は得点源です。新課程になってから導入された分野で、難しい問題が出せないんです。ユークリッドの互除法、n進法、3の倍数の性質、6の倍数の性質…など、出てくる問題は決まっています。整数の対策としては、教科書の整数の単元を全部読むことです。読んで例題を解く。これだけで整数は満点取れます。これは確率や図形とは違って才能やセンスはほとんどいりません。直前期は忙しいでしょうから、今のうちに土日をつかってまとめて対策してみることをお勧めします。基礎知識を得た後は、センターの過去問で慣れていけば、本番は間違いなく満点取れます。
数学ⅡB
まあ、時々おしよせる、悲惨なⅡBではなかったと思います。今年はひたすら計算、計算、計算!でしたね。これでベクトルは少し図形の感覚が必要だと感じましたが、まあ、数Aの図形や確率ほどのひらめきは必要なかったように思われます
数Ⅱはメインは関数をテーマにしていますので、特に指数対数関数や微積の問題はグラフを書いてみる、ということは有効です。グラフにすると、数値の大小関係がわかったり、面積の計算のイメージがわくので、計算式を素早く建てられるようになります。
第三問、今回の数列は文字通りの見掛け倒しです。数学ⅡBの問題用紙で一番吐き気のするページは数列だと個人的に感じています。分数が出てきたり、指数が出てきたり、式が長かったり。解いてみたら見かけ通りすさまじいい計算量だったということも2015年くらいにありましたが、今年は見掛け倒しだったと思います。計算は面倒っちゃ面倒なのですが、できないことはないです。誘導に乗って計算を進めていれば、空欄が埋まっていく感覚です。
ベクトルは図をかいて、解いていくうちにわかった情報は、図に書き込んだり、図を書き直したりするといいです。辺の長さが同じ、角度が同じ、こっちの方が長い、実は鈍角、ここは90°など。
数学ⅡBは計算力が試される問題ではあると思います。それと同時に便利な公式を使っていかに効率よく解き終われるのか、そして先ほども述べた、グラフをつかっていかに早く立式できるかということも大事になってきます。さすがに化学科では階差数列、等比数列とかは出てこないので、すっかり公式を忘れていて、その場で導いて解いていました。そのためか、1、2、4、3の順番で解いて、時間が足りなくれて数列が解き終わりませんでした涙
ま、とりあえず、計算力については、数学の問題演習で手を動かして、計算する、仮にわからなくて、解答解説をみたとしても、その後何も見ずに解いて自分の計算で答えにたどり着かせる、という当たり前の努力をコツコツやっていくことにつきます。きっとその中で、だんだんうまい解き方、数式の見方が洗練されていくことに気が付くはずです。ある程度の基礎力が付いたら、二次試験の問題に取り組んでみるといいでしょう。
物理
少し難しかったと思います。簡単なテーマのように見えて少し面倒な計算をする問題だったり、難しそうなテーマなんだけれども、問題自体は難しくない問題といった感じの問題ばかりで受験生の心理を揺さぶるような試験でした。
全体を通してのポイントは、基本公式を覚え、現象の理解をする。そのうえで試験を解き、なんだこれ?となった問題は必ず解けるようになっているので、問題文にヒントがあるはずです。例えばツイッターで少し有名になったこのレンズの問題。
さすがに二年もやっていないとレンズの光路の書き方とかもろもろ忘れていたのですが、この問題、前書きが書かれていて、その前書きの説明を問題にどう適応できるか、と考えることで、答えにたどり着くことができました。このように、その場の誘導にしたがって、その場で考える問題も何問かあるので注意したいですね。
化学
最後、化学です。これも物理同様、難しかったと思います。
今年の化学はグラフの問題がとても多かったように思えます。グラフの問題がその場で考える問題だということは想像がつくと思います。なので、いかに知識問題を即答できるか、そして計算問題の解法を瞬時に考え、手早く計算ができるか、にかかってきます。これはもうたくさん問題を解くしかないです。
グラフの問題も基礎概念の理解があってこその読み取りです。例えば今回溶解度積を用いたグラフが出てきたのですが、これは溶解度積の意味、考え方を自分のものにしていないと解けません。
まとめ
なんか感想だけじゃなく、対策も書いてしまいましたが、センター試験を受けるうえで大切な考え方が一つあります。それは
全体としては難易度の総和は保たれている
ということです。今回はそのマインドを持っていることが肝心だな、と感じました。前半は簡単で、後半は難しい。
逆に、最初の問題がすごく難しかったけど、後ろには簡単な問題があった、ということもあります。
今回の数学1Aは大問1,2(数1の範囲)は比較的簡単。でもその分、大問3の確率が難しい。大問4の整数も少しは時間かかる。という感じでした。
解くときは時間配分を設定してると思うのですが、もし問題が簡単で、時間配分に余裕が出てきたと思っても、「きっと後ろが難しい」と予想して、その余った時間を後ろに回してやろうと思いながら解くことが大切です。
逆に、時間配分よりも時間がかかってしまったら、「この問題が難しいだけで、後ろが簡単に違いない」と信じて、その問題をいったん保留にして、次の問題に進んでしまうことをお勧めします。
この、全体としては難易度の総和は保たれている、という考え方に基づいて時間の使い方を考えることは、特にセンター試験のような時間に(めちゃくちゃ)厳しい試験では有用なので、参考にしてみてください。
最後に参考までに、僕が解いてみて取れた点数を晒させていただきます。どうでもいい方は、ここまでで大丈夫です。最後までご覧くださりありがとうございました。
英語 179/200
数学ⅠA 72/100
数学ⅡB 90/100
物理 63/100
化学 82/100
文脈を読むということ~読解力を上げるポイント~
みなさんこんにちは!
先日TOEICが終わり、いよいよ期末テストの時期に入ってまいりました。
いくら期末時期だからとはいえ、読解力向上のため、教養を深めるため、自分の心の成長のため、読書だけは続けています。
そこで、1つできるようになったことがありまして。何かと言うと、文脈を読み込むことで、難しい文が読めるようになったんです。
もう、当たり前のことなのですが、文を読むには、文脈を読むことが大切だと改めて思い知りましたね。
また、今回、文を読むとはどういうことなのかという、仕組みにも気づいたので、今回はその仕組みをお話ししたいなーと思います。
仕組み、言い換えると無意識に行われている思考過程、ですね。
例えば、こんな文があったとします。
「彼氏に髪型に文句言われた事ないのですが、こんな風にしてほしいって言われたら帰るかもしれません。 でもとやかく言われたくないというのが本音です。」
多分この文は単純で、多くの人は「帰る」が「変える」の変換ミスとわかったかとおもいます。流石のセンター国語86点(200点満点…)の僕でも、1.2秒でわかりました。
ここでは、なぜこんな風に解釈を補正できるのか、その仕組みを説明したいと思います。
まあ、言われたら当たり前だなーと思う内容です。でも、それは無意識にやっているからです。この仕組みを理解して、意識的に再現できるようになると、いざ難しい文章になったときや言語が変わったときに、ちゃんと理解できるようになります。読解で詰まることが少なくなり、スピードアップにもつながります。
では、仕組みの説明を始めます。
この文を頭から見て行きます。
「髪型に文句言われた事ないのですが、こんな風にしてほしいって言われたら帰るかもしれません。」
この時点での解釈は、彼女さんは怒ってしまったんだ、不愉快になってお帰りになってしまったんだ、と読み取れます。
ですが、その後に、
「でもとやかく言われたくないというのが本音です。」
という文を読んだ時、ん?と違和感を感じると思います。
「でも」、という逆説の接続詞がある。なのに、二つの文の言いたいことは不愉快という共通の内容です。
そこで、大事になってくるのが、言葉の優先順位です。
日本語だろうと英語だろうと、文章において単語そのものだけでは意味は確定しません。いろんな意味、ニュアンスがあります。
単語の意味の不確定性を狭めていく、つまりニュアンスを絞る、ためには文脈が必要なんです。
文脈が大事なんです。
さて、先ほどの文をとらえなおしていきます。
「彼氏に髪型に文句言われた事ないのですが、こんな風にしてほしいって言われたら帰るかもしれません。 でもとやかく言われたくないというのが本音です。」
さっきの文です。まず、なんかおかしいって思いますよね。
そして、何がおかしいかって考えたとき、逆説で繋がってるはずの、内容が逆説になっていない、と思うはずです。
(ちなみに、「でも」という単語は単語ではあるのですが、もうほとんど意味は決まっています。このように文のつなぎことば、ディスコースマーカーの単語は例外で、文脈にかかわらず逆説という意味です。そもそも文脈を織りなすのは「でも」のような接続詞です。接続詞にニュアンスの振れ幅はないです。ある文脈では「因果関係」をあらわし、ある文脈では「例を挙げる」ことを示したり、という接続詞は見たことないでしょう。なので、この単語の意味、役割をもとに読んで大丈夫です。)
少し話が脱線しました。戻ります。おかしいことに気が付いたら、次にどうならば良いのかを考えます。逆説で繋がってるんだから、逆の内容じゃなくてはいけない、と思えるはずです。
最後に、じゃ、どうすればそうなるかと考えますと、単語の解釈を変えることなんです。
単語はそれだけでは決まらない、つまり色んな意味がある。ということは、その文に適切な意味ではなく、間違った別の意味でとってしまいうるということです。なので、それを疑って解釈のし直しをすべきなのです。
まず、でも、という接続詞、これは疑う余地がないでしょう。でもの前後は逆説、これはもう解釈の差はないんです。
ということでそれ以外。
今回、どちらもマイナスな意味になっています。このどちらかをポジティブな内容に解釈し直さなくていけません。
そこで、仮に後者がネガティブで合っているとすると、前の方はポジティブじゃなくてはいけません。
なので、前半の文の言いたいことは、「彼氏から髪型について、とやかく言われても良い(「でも」以降の文の反対の意味)」というニュアンスに違いありません。
今回、ワガママな彼氏さんが彼女さんに髪型を変えて欲しい、というのが話題ですが、そう考えると、気づくはずです。
あ、「言われたら帰る」、じゃなくて「言われたら変える」ね。と。
変換ミスだと気づけるはずです。
このように接続詞を中心に作られる文の流れから、各単語、各文の解釈を決定していくのです。
まあ、多分この文をこんな面倒な思考回路を経て正しい解釈に行き着いた人はいないと思います笑
多分、無意識です。特に本をたくさん読んできた方はそうだと思います。
ただ、お伝えしたいのが、この無意識の読解力を、理解しておくことで、確実に、わかる文章は増えるはずです。
実際に、今読んでいる本で、同じような体験をした一節も例としてあげたいと思います。(さっきの例よりかなり堅苦しくなります。お許しを)
(大学生が研究などでどのように情報収集すべきか、オリジナルな情報とは何かっていう話題です。情報には一次情報と二次情報とがある。二次情報とは、人の手によって一旦加工された情報のことをさす。ということが書かれた後に続く文章です。)
しかし、図書館やウェブの世界ばかりがデータの収集の場ではありません。図書館の外、オフラインのフィールドには、膨大な経験という領域が広がっています。その経験の現場から、自分の手で得てきた情報を一次情報と言います。…
「情報生産者になる」 上野千鶴子 より抜粋
(国語弱者の僕にとっては、この本が難しすぎて、読んでいて心が折れそうでした。)
さて、この一節でいう、「経験」、という単語を正しく解釈してみたいと思います。
まず、文と文の間には先ほどの「でも」といった逆説の言葉はありません。
これもまた文章のルールなのですが、文と文の間にとくにつなぎ言葉(そして、や例えば、なぜなら、しかし、などの接続語)がなければ、原則としてその文と文は同じ内容です。つまり言い換えや繰り返し、補足といった感じですね。
これも文脈を読むために必要なツールなので覚えていただきたいです。
さて、この原則に則ると、うえの文章の三つの文は全部同じ方向のことを言っているはずです。
また、上から読んでいきます。
しかし、図書館やウェブの世界ばかりがデータの収集の場ではありません。
図書館の外、オフラインのフィールドには、膨大な経験という領域が広がっています。
いっている内容は同じなのですから、図書館、ウェブの2つと経験が対比されていることがわかります。
図書館、ウェブをマイナスとして、ではないという否定語もマイナスと考えると、掛け合わせてプラスですね。次の文は前文と同じ符号(言いたいことの方向が同じ)ですから、経験もプラスです。よって図書館、ウェブと経験は反対符号の関係にあります。
文と文が同じ符号なだけで、単語と単語は対比されていることには注意してください。ここは考えて、意味を整理していく必要があります。
とりあえず、本とかネットじゃなくて、経験というものから収集しろっていう主張です。
さて、ここからが本題です。
僕は、この経験、という言葉が、てっきり教授とかのプロフェッショナルな経験を表すのかと思ってました。膨大ともありますから、そう思ってしまったのかもしれないです。
ですが、次の文を読んでみます
その経験の現場から、自分の手で得てきた情報を一次情報と言います。…
この文には符号を反転させるような否定語や逆説はない。ということはこの文と前文は同じ。
同じということは前文の内容の補足説明、具体例、言い換え、など、主張の肉付けがされているんです。
この文を読むとき、前文にうっすら重ねるイメージで読み込んでみると、
経験ってのが、教授の莫大な経験、っていうニュアンスではなくて、
自分で色々やって経験したこと、をさすんだということがわかりました。
こうすると、二次情報が他人の手を通ってできた情報であるならば、一次情報は自分の手だけの、オリジナルな情報ということで、筋が通ります。
逆に、経験という言葉が、教授などの豊富な経験、のことを表すとするならば、その情報は自分のオリジナルではなく、教授のもの、つまり、二次情報ということになります。これは次の文の内容と矛盾するため、この解釈は不適です。
よって経験は、自分の実体験、もしくはこれから自分が経験すること、という意味だとわかります。
もちろん、もっと前、全体の文脈、説明もあったのもあってこう解釈できる部分もあります。ですが、文と文のつながりを意識することで、堅苦しい文章もしっかりかみ砕いていくことができます。
いかがでしたでしょうか。
読みにくいなぁ、とおもった文章があったら、ぜひ文と文のつながり、つまり文脈を読むこと、参考にしてみてください!
ではまた!
p.s.英語の方が国語より得意?
とくに日本人の方は、日本語を母国語として使っていますから、大なり小なり、語彙はあると思うんです。ですが、その語彙は完璧ではないはずです。(広辞苑にのってる言葉、全部暗唱できますか?)
その中途半端な語彙が返って読解を邪魔することになることがあるのです。
現代文より英語の方が得意、という方を何度もお目にかけましたし、僕自身その部類だったのですが、その原因は、英単語は知らない言葉、あまり馴染みがない言葉だからこそ、一つ一つの単語のイメージが薄いため、文脈を読むことでスムーズに文章が読めたんです。それか国語になると、中途半端な語彙があるが故に、途端に文脈を読み込むことを軽視してしまうんです。中途半端な語彙が邪魔をして、読みづらくなってしまうんです。
英語得意な人はきっと文脈を読むことを実践しているはずです。英語が得意な人は、英語やっているような読み方を日本語でも実践すればいいんです。言語は違えど、活きるはずです。
英語が得意でない方も、意識してみてください。日本語も英語も読めるようになるはずです。
旅レポ~仙台旅行! 1日目~
こんにちは!
12月26日~27日にかけて、東北の大都市、仙台に行ってまいりました!!
どうしてこの年末に仙台に行ったのかと申しますと、某YouTuberの講演会があったんですね。その人の話いつも面白いなと思っていて。生で聴きたいなと思い、旅行も兼ねて行こうと思ったんですよ。
仙台、宮城県、いい街でした。今回はその旅の日記としてブログにシェアさせていただきたいと思います。
仙台到着
さあ、旅は弘前バスターミナルからスタートしました。高速バスで弘前から約5時間、昼過ぎ頃に仙台に到着です。
でかい!とにかく駅がでかいです。びっくりしました。駅の外の道路がほぼ二階建て構造になっていて、歩く人は二階の歩行空間歩いていれば駅周辺のお店や施設何処へでも行けてしまうって感じの構造です。
牛タン
さて、まずは腹ごしらえ。仙台と言えば牛タン!一度も食べたことなかったんですよ、牛タン。なので牛タンのお店に行きました。お邪魔したお店は、駅のちょうど向かいにある建物にある。
たんや善次郎 さん!
普通のメニューの定食の値段は、牛タン枚数が違ったり、使っている牛タンが違ったり、で細かく変わっていました。
ランチはリーゾナブルな定食が提供されていて、学生でも楽しめるお店だと思います。
お待ちかねのお昼ご飯!定食はこんな感じです。
いざ、食す。箸で牛タンを取り、食べてみました。食感がいいですね。肉厚なのに、柔らかいからすぐ嚙み切れる。噛んだ瞬間に肉汁が染み出して、味が口の中で広がります。時々ホワイトペッパーをかけて、いただきました。胡椒、合いますね。
牛タンの隣にあるのが牛タンつくね。こちらは醤油をかけていただきました。
そして、気づいた方もいるでしょう、左上にある日本酒に。
善次郎さん、牛タンレストランなのに宮城の地酒を10種類くらいも揃えていて…今回僕がいただいたのは、地酒三点飲み比べセットです。10種類の地酒の中から好きなものを三種類選んで飲み比べられる、お得なセットです。
こんな感じで、少し大きめのオチョコ(多分0.5合くらい)にそれぞれのお酒が入ってきます。
おそらく宮城出身じゃなければ、いや、宮城出身の方でも日本酒にそこまで詳しくない方は、たくさん種類があって迷ってしまわれると思うんです。自分も困惑しました。
ですが安心してください。
観光客の方を配慮してか、お店側で今のオススメのお酒を三品チョイスしてくれます。
飲んでみたわけなんですが、まあ、有無を言わさずうまかったですね。一つ一つ味が違って、どれも素晴らしく美味しかったです。
これについては酒レポという形で、別記事でお話ししたいと思います。
仙台城跡
さあ、腹ごしらえが終わり、イベントまで時間があったので、仙台観光しました。
行ったのは仙台城跡!
地下鉄東西線で仙台駅から国際センター駅まで。駅を出て、歩いて仙台城跡まで行ったのですが、試練が始まりました。
とにかく、ひたすら、
坂!
あ、ちなみに坂を登っている間、東北地方の知の最高峰、東北大学を通りました
ちらっと見たんですがスケールが違いましたね。さすが旧帝国大学!
大学の面積が広い!
学食がおしゃれ!(外からしか見れなかったけど)
建物が綺麗!
あと、3.4年前くらいに見ていたら、東北大学、目指したかもしれないですね(合格できるとは言っていない。もう一度言います、合格できるとは言っていない涙。)
大学を過ぎ、トコトコ歩いていたわけなんですが、どこまで続くんだってくらい坂が続きます
ましてやまだホテルにチェックインしていなかったのでスーツケースを持っての散策だったんですよ。
冬なのに汗が…(いい運動にはなった)
仙台駅から、るーぷる仙台、というバスが出ていて、そのバスに乗れば駅から坂の上の仙台城跡まで登ることができるので、仙台城跡の観光を考えている方はそちらをお勧めします笑
地下鉄で行くより往復で100円高くなるのですが、それでもこれはバスの方がいいと思います。
気合いで登り切ると、絶景が広がっていました。充実感は大きかったです。絶景見れてめっちゃ嬉しかったです。
登った時が、ちょうど夕暮れどきでして、奥の神社やお土産やさんをみていると真っ暗になって、仙台が見事に夜景に変身していました。
黄金に輝く街、仙台。展望台の構造的に、180度くらい仙台が見えるんですよ。
パノラマで撮って見たんですが、真っ暗で何がなんだかわからないのでボツになりました
ぜひ一度自分の「目」で確かめていただきたいなと思います。
登るなら夕暮れ時がおススメです。
そして、伊達政宗の像
勇敢な様が忠実に再現されておりました。
そして、坂をトコトコ降りて行って、仙台に戻りました。ホテルにチェックインを済ませ、いよいよイベント会場へ
講演会
仙台駅すぐ隣のビルAREが会場でした。2時間半の講演会、時間はあっという間に過ぎて行きました
もう色々気づきを得ることができましたし、楽しかったです。講演会の名前がスタートダッシュセミナー2019だったのですが、2019年は頑張ろう、掲げた目標は達成できる、だから願ったことかなえてやろう、そんな気持ちになりました。
最後にはそのYouTuberさんと記念撮影したり、少しお話ししたりできて嬉しかったです!どうやら昔、なんとこの弘前で!マックの店長さんを務めていたらしく、びっくりしました。
自分も元気をもらえました!これからも応援しています!
居酒屋ノボル
1日の締めは、やっぱりお酒!
というわけでイベントが終わって、夜10時くらいだったのですが、もうイベントの興奮が残っていて、酒を飲む前からハイテンションな状態でした。
今回お邪魔したのは、居酒屋ノボル、というお店でした。
駅からも近く、料理が全部300円で、飲み放題可能なお店って事でここ、いいかも!と思って立ち寄りました。
そういえば、ソロ居酒屋は初!まるでサラリーマンの方のようにカウンターに座り、酒とアテを楽しみました。
飲み放題なのに、東北各地や北海道、九州とかいろんなところの果物を使ったサワーや、ワインを使ったオリジナルカクテルが豊富に揃えてありました。写真は愛媛の温州みかんハイボールです。
そして、これまたびっくり。店長さんが弘前出身だったんです。
僕のバイト先のこともご存知で。
にしひろとか、鍛冶町とかの話で盛り上がりました。
店長のお知り合いが弘前のイトーヨーカドーの近くでスポーツ バーをやっているそうで。
今度遊びに行きたいなと思います。
そして、店長さんのサービスで、本当はカレイだけの刺身のはずが、たことマグロとタイもつけてくれました!
お刺身は、地酒宮城と一緒に^_^
やっぱ日本酒と刺身の組み合わせは最高です。店長さん!ごちそうさまでした!
店長さんや店員さんともお話ししながら楽しい時間を過ごせました。
ごちそうさまでした+ありがとうございました
こうして仙台旅1日目が終了しました。二日目は松島観光で遊覧船や牡蠣小屋に行ってきたので、それを書いていこうと思います。
最後までお読みくださりありがとうございました!
2日目に続く~
Bluetooth が使えなくなった時の症状別対処法
こんにちは!
いよいよ平成最後の日となってしまいました。よいお年を!って感じですね。
最近僕のパソコンがbluetoothがつかえなくなるというトラブルが頻繁に起きておりまして。昨日なんかはかなり重症で、もう2時間半くらい格闘していました。
今回はbluetooth が使えなくなった時の対処法を症状別に紹介したいとおもいます。
1.ただ単にBluetoothがオフになっているとき
これは軽症です。
「設定」を押す→「デバイス」を選ぶ→「Bluetoothとその他のデバイス」を選ぶ
→Bluetoothがオフになっていないか確認
→オフになっていたらオンにする
これで治ります。
2.オンオフの切り替えがそもそも無く、Bluetoothが無効になっているとき
この場合は、以下の手順で対処してみてください
①再起動してみる
②再起動でダメだったらデバイスマネージャーを使う
①再起動はいろんな症状に対して有効なことが多いです。再起動というのは、イメージでいうと、コンピュータの頭がぐちゃぐちゃになったのを整理して、スッキリさせるイメージなんです。沢山の問題を計算したり考えたりしてると、考えが煮詰まり、ぐるぐるしてしまうことがコンピュータでもよくあるんです。
とりあえず、再起動は有効です。再起動して立ち上げると、Bluetoothがオンになっている場合が多いです
そして、もし再起動しても変わらん!という方は、
②デバイスマネージャーを使う
という手順に移ってみましょう。説明します。
まず、左下のWindowsのマーク(スタート)の近くにある検索欄に、「デバイスマネージャー」と打ち込む
→デバイスマネージャーが出てくる
→その中にBluetoothがあるかを確認する(ここでなかった方は3にお進みください。)
→Bluetoothのすぐ左にある>のマークをクリック。Bluetoothに関する項目が沢山出てくるでしょう。
→その中で繋がらなくなってしまったデバイスを"右クリック"します。(例えばマウスを使えるようにしたいならば、上の画像でいうと、NEC Bluetooth Mouse)
→「ドライバーの更新」をクリック。すると、以下のような画面が出てくるはずです。
→「ドライバーソフトウエアの最新版を自動検索(S)」をクリック
→ダウンロードぽいのが始まるので、終わるのを待つ
→「このデバイスに最適なドライバーが既にインストールされています」的な文章が表示されたらダウンロード完了です。その後再起動します。
これで使えるようになっているはずです。
3.デバイスマネージャーにもBluetoothがないとき
重症ですね。
どういう状況かっていうと、そもそもBluetoothがパソコンに搭載されていない。っていう状況です。そりゃBluetooth使えないわ!って感じです。
この時は「BIOSの初期化」という操作で対処していきます。説明します。
まず、シャットダウンします
→電源を入れる
→電源ボタンを押した直後、F2を押す。できなかったらFUJITSUやNECなどのロゴが入ったらF2を押す。
→「Startup Menu」が表示されます。
こうなったらキーボードの「F9」キーを押す。
→「Load Optimized Defaults?(デフォルト値をロードしますか?)」というメッセージが表示されます。こんな感じです。
キーボードの矢印キー(←、→)を使用して「Yes(はい)」を選択し、エンターを押す。
→F10を押す
→「Save configuration and reset?(設定の変更を保存して終了しますか?)」というメッセージが表示されます。こんな感じです。
こうなったらキーボードの矢印キー(←、→)を使用して「Yes(はい)」を選択し、「Enter」キーを押す。
→その後、ふつうにパソコンが立ち上がるので、ログインする。これで操作は終了です。きっとBluetoothが繋がっているはずです。
BIOSの「初期化」と聞くと、データが消えてしまうんじゃないか、と不安になるかと思いますが、安心してください。データが消えることは絶対にありません。
BIOS(Basic Input Output System )とはキーボード、マウス、CPU、ハードディスクなどの本体以外のパーツがモニターと連動するようにしている部分のことで、人間で例えるならば、体を動かす運動野(うんどうや)という部分に相当するでしょう。(例が適切かちょっと不安です(笑))
初期化するというのは、再起動と同じように、煮詰まってぐちゃぐちゃになった頭の中を整理することを言うのです。BIOSシステム自体は買った時と同じ状態に回帰するわけですが、データが全消去されパソコンそのものが買った時の状態になるわけではありません。なので安心して初期化してしまって大丈夫です。
1.2ともにできなかったときはこの3.BIOS初期化をやってみてください。
他にも対処法がありまして、
・マウスの電源を一回オフにして、もう一回オンにする
・マウスを激しく動かしてみる。
なども時々有効です。
いかがでしたでしょうか。
Bluetoothが使えなくなった時、ぜひ試してみてください。
またメーカーによって、あるいは世代によっておすボタンが若干ことなってくることもあるので、こちらの記事もご参照ください
https://ohakomemo.com/bluetooth-disappeared/
それではまた!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
ps
これから大学生になる受験生さんへ!大学生は、パソコンを一台買う人が多いです。そこで、多分大学生協からパソコンの紹介をもらうと思うんです。
ですが、生協パソコンはお勧めしません。断言します。
僕は生協が提示するパソコンよりも
"値段は安い、クオリティは高いパソコン" を電気屋さんで買えました。
まあ、パソコン触るのが初めての人は、パソコン初心者セミナー的なやつを無料で受講できるみたいなので、お得かもしれませんが、なくても大丈夫です。
わからない操作があれば、それこそその新しく買ったパソコンで調べてみたらいいと思います。それで済む話だと思います。
英単語の正しい見方~英語力を確実にアップさせる方法~
みなさんこんにちは!
TOEICや留学を控えているので、英語の勉強に励んでいるところです。そこで今回シェアさせていただきたいのが、英単語は語源から理解していると英語力がアップするよ、という話です。
英文を読んでいるとき、わからない単語ありますよね。そんなんな時、英単語を語源から理解していると、わからない単語の意味を類推することができるんです。
コチラの単語をご覧ください。
project
subject
object
などはすべてjectという「投げられた」という意味を表す語を語源にしています。注意していただきたいのが、jectという英単語は存在しないのです。jectはフランス語jeterという単語から来ている、いってみれば言葉のパーツなんですね。意味はto throw の意、つまり「投げかける」という感じです。
この語源を意識して各単語の意味を推測していきたいと思います。
project はpro+jectで前に+投げかけるというイメージです。もし主語が映画監督だったり、目的語がスクリーンとかだったりしたら、映像を前に投げかける→スクリーンに上映する。投影する。という意味になったり、
会社のミーティングの場面とかであったら、前に投げかける→未来という先のことに意識を投げかける→計画する、見積もる、などの意味になったりします。
subjectはsub+jectで下に+投げかけるというイメージです。
王様の下に投げかけられた人→家来、臣下
という意味になったり、
文部科学省や教授から学生(上から下)へと投げかけられたもの→科目、学科
という意味になります。
object はob+jectでその方向へ(towerd)投げかけるというイメージです。
自分の目指している方向に投げかけたもの→目標、目当て(目当てとなるもの)
ここで、obはその方向だけではなく、それとは反対の方向に(against)という意味もあります。なので、
気持ちと反対の方向に投げられたもの→反論の対象、反対意見という意味になります、
またobject は動詞でも使われますが、このような意味から、反対する、という意味の動詞になるわけです。
このように語根のイメージ同士を組み合わせて、それプラス文脈を合わせて考えることで意味を類推することができます。
ちなみに、pro sub obなどの接頭語やjectという語根などは、意味知らないものがあっても構いません。調べればいいのです。そこで理解し覚えればいいです。そうすれば次その言葉のパーツを含む単語が出てきた時に、意味を類推することができます。僕自身obは知らなかったので、今、サイトや本などで調べました。
英語力を上げたい人は、言葉のパーツについて説明してある本は一冊持っておいて損はないでしょう。一冊紹介させていただきます。
語根の由来や意味、そしてそれを使った単語の例をだして、どのようにその語根を解釈して実際の単語の意味にするのかを説明しています。そこに載っている英単語をしっかり覚えることができますが、それよりも何よりも、その思考回路をほかの単語にあてはめることで、単語の大体の意味を類推できることができるようになることがメリットです。英語力アップ間違いないです!
まあ、多分紀伊国屋とか、ジュンク堂とかにも置いてあるかと思います。こちらのサイトからでも購入出来ます。ぜひ色々見てみてください!
色々脱線しまくりましたが、単語は語源から考えると、知らない単語でも意味を類推できたりします。
なんとなく、でいいんですよ。訳語を完璧に捻出するのではなく、イメージが浮かべばオッケーです。subject の「科目」だって、まあ、学生の机の前に出されているもの、って感じで、全然良いイメージです。そうすれば勉強してるんだなあーと解釈できて英文読み進められますから。
そうは言っても、英文であれ、英会話であれ、現場で知らない単語の意味を類推する主たる方法は、根拠のある文脈判断です(この文脈判断は、上の下線が引かれた文脈とはまた違った話です)。語源から類推するという方法は二番手だと思ってください。でも、単語丸暗記よりははるかにいい方法です。確実に英語力をアップさせることができる方法ではあります。
なんだか理屈っぽくて嫌だ、とか、時間かかるのでは?と思うかもしれませんが、単語を丸暗記で覚えていったら、終わりが見えないし、非効率です。また、この思考回路は慣れれば1秒もかかりません。
日々の英語学習から、英単語の見方をいい見方にしていくことが大切だということです。
先程青文字にしてちらっと話した、根拠ある文脈判断の方法はまた別記事でシェアさせていただきたいと思います。
それではまた!
最後まで読んでくださりありがとうございました!
ps.
春休みにニューヨークに4週間、短期留学をしてきます。いやー、大都会ニューヨークが楽しみです。学校でのレッスン終わりにおしゃれなレストランやカフェ、おいしいお酒のあるバーにいきまくりたいと思います(飲食ばっかり(笑))。
そうはいっても楽しみな反面、英会話で4週間生きのびれるかという不安もあります。ニューヨーク行くまでに、英語勉強しなくては…。大学に留学生と英語で交流できる施設があるので、そこにちょこちょこかよって英語で話す訓練しようかなと思います
とりあえず、全力で、頑張ってこようと思います!
大学生の正しい勉強法-大学の勉強は教科書でやる!-
こんにちは!
今週は重たい科目の中間試験三連チャンでした。主に物理、数学っぽいことをやる、物理化学という科目でした。物理化学が二つ、分析化学が一つ。対数や微積分など、計算ガリガリやるって感じが多かったです。
今回は少し対策が遅れて、範囲が終わらないという事故に陥ったので、もっと前々からやっとけばよかった、というおきまりの後悔が残りました。
でも、得られたこともあります。僕は大学生になってから、いい勉強法を見つけたんですね。今回もその勉強法を実践しました。今回、勉強を通して、数値を物理的に捉える力や計算力が一つ上の次元に上がった感じがします。そのおかげで、前までは読んでもさっぱりわからなかった内容も、読んで理解できるようになったりしました。
僕自身この勉強法を大学に入ってから取り入れてから、
・問題を解く時、自分の解答に根拠のある自信を持って解答することができるようになった
・人にごまかしなく、筋の通った説明できるようになった(たぶん笑)
・過去問を見てなくても、あるいは過去問と全く違ったテストが出てきても、今のところ全学期でフル単
などの成果を出すことができました
もちろん先生や友達にわからないことを聞いたりもしましたので、それのおかげもありますよ。(本当にありがとうございました!)
そこで今日はこのいい勉強法をシェアさせていただきたいとおもいます。
タイトルを見てこのサイトに訪れてくれた方はおそらく大学生の人が多いと思うのですが、皆さんは大学の講義、主に専門科目の対策をどのようにやっていますか?
大学生になったんですから、受験生とは違って勉強以外にも色々なことに取り組みたいですよね。やることいっぱいです。
なので、受験生みたいに、起きてる時間は食事と移動と勉強法だけ!というわけにはいかないと思うんです。受験期よりは、勉強に時間を割けないと思うんですよ。
なので、どうしても少ない時間を使って過去問をやって、それを覚えて終わりという人も多いのではないでしょうか?
さて、ここからが本題です。
もし、専門科目はもう自分には必要ない!かつ、考える力も必要ない!という人はどうぞ過去問で対策してサクッと単位を取っちゃてください。
ですが、専門知識が必要な方、また、今やっている科目の内容が直接的に必要なくとも、社会人として、頭の次元の高い人、頭のいい人になりたいと思っている方には、ぜひ過去問対策で終わり!という勉強法を避けていただきたいなーと思います。
そして、紹介したい勉強法があります。それは、
教科書を読んで勉強する
です。
過去問をやってテスト対策をしたら、たしかにその先生のテストには合格するかもしれません。ですが、
専門知識、考え方の体系付いた理解
が得られないのです。
逆に教科書を、ベースに授業の内容、あるいはもっと詳しい内容を勉強して大学生活を送れば
専門知識、考え方の体系付いた理解
を修得することができます。その大学の担当の先生の作るテストだけじゃなくて、他の先生の問題、大学院試、あるいはテストだけじゃなくて、その理解を発揮する現場、ケースバイケースな現場などでも対応できます。では、専門知識、考え方の体系付いた理解とは何なのか、説明していきます
専門知識、考え方、の体系付いた理解とは
体系付いた理解というのはこんなイメージです。
・情報と情報が繋がっている
・なんでこう言えるのか、という理屈や、なぜこんなことをやったのか、という背景がわかる
・学問の見方がより良い見方になる
・事項が自分のものになった感じ
授業やプリント、先生の口頭による解説は、主に教科書から大事な部分だけ抜粋を解説したようなものが多いです。もちろん先生が先生なりにわかりやすくまとめた説明だとは思うんです。ですが、一週間に一回と飛び飛びの期間で情報を受け取っていると、事項と事項の繋がりや、一つの公式がどのような経緯で導かれたか、という背景が見えにくいんです。「断片的」というキーワードがふさわしいでしょう。理解が断片的になってしまいます。
つまり全体像が見えづらいということです。そこで必要な勉強が教科書を読んで勉強することなんです。
教科書の使い方
教科書は、確かに量も多く、時には難しい言い回しをしていますが、学ぶ人のことを考えてちゃんと順番に話が展開されています。教科書は教科書である以前に文章です。小説や評論などと同じように、文章なんです。辞書みたいに、調べたいところ索引で引っ張ってちょちょちょっと調べるものではありません。ですので、読み方も本を読むように、一番初めから一文一文読んでいきます。飛ばし読みをせず全部読んでください。
小説を大事なページだけ読むなんて難しいですよね。てか無理ですよね。伏線となるキーワードだけ見つけてそれをつなげて結論読んでも、は?となるだけです。涙もクソもありませんよね?
教科書もおんなじです。ここを読めば完璧!なんて一度全体を勉強したことないとわからないです。なので最初から地道に読んで行くべきです。そして、何度も繰り返し読んでほしいです。すると、
その内容の、何が大事なのか、どうして大事なのか、なんでそんなことを考えなきゃいけないのか、どの情報と関連しているか
がわかってきます。学問のストーリーが見えてきます。
文章の主張がわかる、つまり、学習事項がちゃんと理解できるわけです。
ほかにも、その教科書を書いた人がその内容をどのように捉えているのか、どう見ているのか、という見方がわかってくるでしょう。教科書を書くくらいですから、著者はめっちゃ頭が良いんだと思います。ですので、その頭のいい人の見方をそのままコピーして、身につけるようなイメージです。特に図説なんか有るといいですね。その人のイメージがはっきりわかるので。
なにかを身につける時は、
今の自分でできるようになる
という意識より
まず頭のいい人になり、そしたらできるようになる
というより意識の方が経験上、上手くいってます。
学問をより賢い見方ができれば、問題を解いたり、その内容について考えたり、議論したりする時に、より次元の高い、ワンランク上の思考、考察ができます。
読んで理解したものはもうあなたの中で情報のネットワークが構築されているはずです。教科書を辞書のように使っていいのはそれからです。教科書を読んで理解はしても、人は忘れてしまいます。暗記という動作は理解とはまた別の動作です。でも読み返して「そうだったそうだった」となればいいんです。読み返して、理解している状態が復活すればいいです。忘れたら、全然教科書で調べて構いません。(まあ、調べることに関してはネットでも辞書でも他の本でもなんでも構いません)
教科書を一度読んだ人は、ここがわからない、自信がないってなった時、「このことは教科書に書いてあったぞ!」と思えるはずです。そこを開いて調べる。という感じですね。教科書を一度も完読したことがない人は、きっとこの感覚はわからないはずです。「こんなことやったっけー?」「教科書のこの章に多分書いてあるだろう」と思うことがある状態です。だからキーワードで引っ張って「ここに書いてあるかもしれない」という感覚でそのページに飛び、その部分だけ読んで、という感じでしょう。おそらく読んでもイマイチ理解できないのではないでしょうか?理想は「書いてあるかもしれない」ではなく、「書いてあった」「書いてあるはず」という感覚です。
教科書は文章と言いました。ということは、文は文脈の中で生きていますから、その一部分だけ、一段落だけ、もっと言えば一章だけよんでも理解できはずがありません。
小説で、AがBを好きになった、って突然見ても、なんで?ってなるのと同じです。
まとめ
とにかく、大学の勉強は教科書をベースにやるべきです。ちゃんとした学力をつける、いわゆるマスターするという点でも、教科書で勉強するのが一番です。
勉強法なんて大胆な表現でした、当たり前の勉強がやはり一番です!ということです。
確かに時間はかなりかかるでしょう。でもその時間は捻出できるはずです。まずは今学期の分だけでもいいですし、はじめの一章だけでもいいです。一度やってみていただけると幸いです。その勉強スタイルに慣れたことによって、そしてその勉強によって頭がよくなったことによって、勉強のスピード、努力の結果が上がります。
この学力は大学の勉強にとどまらず、社会に出てからも役立ちます。専門職に就く人はもちろん、一般職についた人もです。
言ってみれば勉強内容はなんでもいいんです。語学だろうが、化学だろうが、経済学だろうが。どんな勉強でも物事を体系づけて理解し、インプットすることには変わりませんし、頭のいい人の思考に近づいた、ことには変わりません。どんな仕事についても、議題について考えたり、アクシデントとかに適切な判断を下せたりできるようになるでしょう。
とりあえず、大学生活のことでいうと、やっぱりテスト。講義、ですね。大学に来たからにはちゃんと学んで自分のものにしたところです。ですので、過去問だけやって乗り切るという方法で、あまりうまくいかないなぁと感じている方は、教科書での勉強、ぜひ試していただけたらなと思います。
もちろん自分の道が一番ですし、一度きりの大学生活の時間の使い方は自分次第です。なので、勉強法の参考程度に考えていただけたらなと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
ps専門科目の講義でも教科書のないことってありますよね。そしたら、レジュメなどで紹介している参考書でもいいですし、教授に直接聞いてオススメの教科書を教えていただくと良いと思います。学問をやるときは一冊でいいのでなにか教科書を持っておきたいです。
酒レポー本格麦焼酎「中々」を飲んでみたー
酒レポ
中々
みなさんこんにちは!
先日誕生日で、自分への誕プレということで、中々という麦焼酎を買ってみたんですよ。僕もともと麦焼酎の緑茶割りが好きで、よく麦の緑茶割りを居酒屋で注文したり、お手頃な麦焼酎を買ってみたりするんですね。で、今回は、バイト先にあるお酒を飲んでみようと思いまして…
少し高かったのですが(いや、かなり高額)、麦焼酎の「中々」を買ってみました。
やっぱ美味しいですね。高い酒は色々違いました。
さて、今回ブログでお話ししていきたいのは、ずばり酒レポです。
中々で緑茶割りだけではなく、ロックはもちろん、水、ソーダ水、ウーロン茶など、いろんな飲み方試しているうちに、これ食レポ的なことしたら、ブログになるんじゃね?と思ったため、酒レポをすることにしました。
アルコール度数や酒造名など、ラベルに書いてある情報だけでなく、実際の味がどんな感じか、飲み方によってどう違うか、を割り方別に比較してみました。
では、よろしくお願いします!
中々(なかなか)
アルコール度数
25%
原材料大麦・麦麹
製造元
株式会社 黒木本店
紹介文(抜粋と補足)
「宮崎・児湯の大地で育てた大麦と、厳選した九州産の大麦で仕込んでいます。」ニシノホシという大麦を使っているらしいです。
「仕込み水は逆浸透膜ろ過による徹底して安全性を追求した水を使用しています」逆浸透膜ろ過、化学に出てきそうな単語ですよね。これは、不純物が含まれる液体に圧力をかけ、半透膜で濾すという方法です。簡単に言うと、不純物を取り除き、純粋な水を作ると言うことです。
(逆浸透膜ろ過システムについて興味のある方はこちらのサイトをご参照ください。図もあってわかりやすいです。
https://www.aquatec.jp/infomation/ro.htm )
ラベルに書いてあった情報は以上です。
さて、ここからは、実際の味を、独断と偏見モリモリで、レポートしていきます笑
ロック・ストレート◎
非常に飲みやすい。ただ、薄いとか、安っぽいとかそんなことは全くない。むしろたった一口飲んだだけで、いい味が良い余韻として口に残る。味が口の中で長持ちするのは中々の最大の特徴であり、最大の売りであると思っています。
ロック・ストレートですから、中々の味100パーセントなわけですが、結構素直な味ですね。お高めの焼酎って癖が強いのがよくあると思うんですよ。僕の舌が子供なのもあるのですが、他の麦焼酎や大半の芋焼酎は濃すぎてどうしても、水割りか緑茶割りにしてしまいます。ロックでも氷が溶けるのを少し待ちます。でも、中々はとても飲みやすい。買った時は高いから味が刺激的で、辛口なのかなぁと思っていたのですが、そうでもなく、至って爽やかな味わいでした。あまりきつい味は慣れていないけど、焼酎ロックに挑戦したいというチャレンジャーには、もってこいのお酒かと思います。
あ、ちなみにぬるいよりかは、冷やした方がおいしいです。なのでストレートよりはロックをお勧めします。
以下いろんな割り方を比較してみます。なお、比は特記事項がない限り「お酒 :その割る物=1:2」でレポートしていきます。
水割り△
あまりよくない。ただ薄まった感じ。「ほろ酔い気分の水」。もはや中々である意味はなく、水割りにするなら他の麦焼酎でも良いのではないか?と思ってしまいます。個人的には、麦焼酎はあまり味のくせは強くないため、ロックや緑茶割りで味わうのをお勧めします。水割りにすべきはパンチのきく味が売りである芋焼酎であって、麦焼酎は違うなぁと思います。
緑茶割り◎
やはり麦焼酎は緑茶割り。麦感が緑茶にマッチする。それどころか、麦焼酎と緑茶、お互いがお互いのうまさを引き出して、良き調和を生み出している感じ。中々は、緑茶のグリーンな味をさらに引き出しており、緑茶は中々のエキスを引き立たせているという感じです。ロックで楽しんだ後は緑茶を混ぜてみてはいかがでしょうか!
ウーロン割○
ただの麦のウーロンハイな味。でも「味が口の中に残る」という中々の個性は残っている。ウーロンハイを味わって、中々の味や酒感がじっくり残り、ゆっくり味を引いていく。美味しいというだけでなく、飲んでて楽しい一品ではありますね。
炭酸割り○
緑茶割り同様良き。このお酒は、苦味がある飲み物との割りが合うのではと思った。すっきりした味わいの中々に炭酸を加えることで、渋みを出せる。
いかがでしたでしょうか。あまり焼酎を飲まないという方も試しに飲んでみるといかがでしょうか!(おそらくスーパーとかでも売っているかと思います。アマゾンでも購入可能ですので、下にリンク張らせていただきますので、よろしければどうぞ!)
今回は麦焼酎「中々」の紹介でした。
また他のお酒を買ったらレポートしてみようと思います。最後までお付き合いくださいありがとうございました!
*無理な飲酒、イッキは辞めましょう(ほぼ自戒)
*飲酒運転は法律で禁止されています。(もししたら、この酒瓶で僕があなたの頭をたたき割りに行きますね笑)
*お酒は二十歳になってから()
ps
減塩醤油はどんなものか
今回、中々の焼酎を避けレポするにあたり、つまみとして、お刺身をつまんだのですが、その時、あることに気がつきました
刺身醤油は薄口を選ぶべき
濃口、もっといえば普通の濃さのお醤油もあまり刺身に使うべきではないと思います。なぜなら醤油はあくまでお刺身の補助であって、魚本来の味を潰したり、対等に並んではいけないからです。あくまで魚の味は残しつつ、その悪いところだけをカモフラージュする役割なのな醤油、です。わさびをつける方は、わさびも同様です。